店主の食卓

豚大根

2012nov1102

大根が美味しい季節ですね。豚と一緒に煮込んだ大根には豚の全ての美味しさが凝縮した美味しさです。ブリ大根とか豚大根とか、おでんとか、相手の美味しさを吸い取っていく大根というのは偉大だな~と思います。美味しいところを持っていってしまうけけど主役にはならない、というのが憎まれないところでしょうか。人間だとついつ恨まれそうなキャラクターですが。

この鉢はうつわ工房の新商品のもの。珍しく「耳」がついています。うつわ工房のものはシンプルなものが多くてあまり装飾的なものがないんですが、ちょこんとした耳は可愛いです。

タラでほっこり

  2012nov22

鍋の季節、よく鱈が出回りますよね。安いし骨も多くないし食べやすい魚。オリーブオイルと塩・胡椒・ローズマリーでマリネしておいたものを酒蒸しして、魚を取り出した後にフライパンに残った汁に生クリームとマスタードを加えて味を調えてタラにかけました。付け合せは春菊の生サラダ。レモンとオリーブオイル、塩で和えました。どちらも簡単だけど、何となく「冬の食卓」という雰囲気が出ます。ソースはパンにつけて最後までしっかり食べちゃいました。

お皿はうつわ工房の「しのぎ角皿」のちょっと大きい判。いわゆる平皿ですが丸と違い四角、しかも真四角でないとずいぶん雰囲気が違います。

この器の出番が多くなります

2012nov14
ようやく?寒くなりこのオーブンプレートの出番が多くなってきました。やはりとろ~んとしたアツアツのものが恋しくなりますね。かぼちゃとひゃが芋をそれぞれ薄くスライスして軽く塩胡椒で味付けてプレートに重ねてその上にシメジをレンジで30秒ほど酒蒸ししたものを乗せてチーズをふりかけてトースターで。

どうも私は南瓜やお芋のほくほくした食感が苦手。唾液が吸収されていくような違和感があって味は嫌いじゃないけれど。(ゆでタマゴも好きじゃありません。むしろ生卵が好き~♪)だからついついこういう風にスライスしてしまうんですね。でもたまにはじゃがバターも楽しみます。

紅玉があったので

2012oct30

冷凍パイシートでアップルパイを作りました。りんごは砂糖やバターを入れずハチミツと少々のシナモンシュガーでくたくたと煮詰めました。夕食の支度をほぼ終えて作り出したらオーブからすごくいい匂いがしてきて次女が帰宅してドアを開けるなり「お菓子焼いてる??」とキッチンにまっすぐに来ました。何故かお菓子の焼く匂いって「幸せ♪」ってオーラがありますね。

でもこの日の夕食には焼き魚があったので「幸せな香り」は一転して「庶民の匂い」へ変わりましたが・・・。

ローストポーク

2012oct30b

450gほどの豚のかたまり肉に塩・黒胡椒をかなりしっかりして20分ほどおき、120度に余熱したオーブンで70分焼き、その後アルミホイルで包んでまたオーブンに戻し30~40分放置。ほどほどに冷めたところをスライスしていただきます。じっくり長い時間でのローストなのでこのまま切らずに冷蔵庫に入れて翌日食べるとハムのような仕上がり。温かいときに食べると肉汁がじゅわっと出てこれはこれで美味しいです。塩胡椒だけなので豚のうま味がよくわかります。残ったら翌日のお弁当にも応用がきくし・・・と思っていたら残りませんでした。うちの娘たちはこってり系のお肉料理はやや苦手なので、こういうあっさりしたものならバクバクといってくれます。

スライスする前に塊のままど~んと食卓に出すと「ナンカご馳走みたい♪」と騙せるので(まさに子供騙しですね)後は簡単なサラダやジャガバターなんかあれば充分。作るのも簡単だし美味しいし、定番料理になりそうです。

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