店主の食卓

豆腐入り冷たい茶碗蒸し

2013july11

暑いとのど越しのいいものが欲しくなりますよね。もちろんビールは別格として。つるっと食べたくなったので茶碗蒸しを冷たくしていただきました。今回は水の量を減らし、その分絹ごし豆腐を裏ごししていれました。一見山芋入り?という感じですがなかなか爽やかで美味しかったです。本当はこの上に中華風の餡をかけるともっと美味しいらしい・・・。豆腐がはいった分、蒸し時間も半分ほど、6分で完成。

夏はとうがん

2013july08

スーパーで冬瓜が1個丸まる売っていたので早速購入。ここのあたりのスーパーでは珍しいです。次女に見せたら「スイカ?メロン?」と言ったので笑えました。でも実際に食べたら「サヨーテ?」とフィリピンでよく食べていた瓜科の野菜名をあげたので、「よく覚えていたね~♪」と感心。もう4年前なのにね。やはり母の手料理は心に残るんだ、と思ったけどよく考えたらあちらでは毎日メイドさんに作ってもらっていました・・・。日本食作り名人の彼女でした。

冬瓜はいつもは茹でるのですが、今回はセイロで蒸してその後に鶏のひき肉のそぼろあんをかけました。茹でるとついついゆですぎて煮崩れしたりしたんですが、蒸すとそんなこともなく綺麗に仕上がります。

初ゴーヤ

2013july09

関東も梅雨明け。いきなり猛暑で本当に暑い!でも私は暑いのは嫌いだけど食欲が落ちて夏痩せ、なんてことには無縁です。梅雨どきから出回っていたゴーヤを見てはいたけれど、「まだまだ」と意味もなく自分に言い聞かせ、梅雨あけと同時にゴーヤ解禁!

というわけで今年初のゴーヤです。豚とキムチとあわせて「あ~夏が来た!」と実感。フィリピンに駐在していたときは「アンパラヤ」と呼ばれるゴーヤは毎週のように食べていましたが、日本ではやはり夏だけ。オクラ・ズッキーニ・ゴーヤは我が家の冷蔵庫の夏の定番です。

器は田代さんの黒平鉢皿。ゴーヤの迫力を受け止めるにはぴったりの堂々とした黒です。

冷たい胡瓜と春雨スープ

2013july03

7月に入り、東京は意外に涼しくて、日中を除けばかなり涼しくて快適に過ごしています。とはいえ、梅雨時特有のじめっとした感じはあるので、こんなスープを作りました。鶏がらだしスープにごま油、ナンプラー、お酢で味を整えて春雨を投入、柔らかくなったら火を止めてから胡瓜を加えて器に移して冷蔵庫で冷やしました。

よく冷えたスープはさっぱりしていていくらでも飲める!という感じです。少し辛くしたい場合は、トムヤンクンのスープの素を少し入れて作るときもあります。

こういうときには木製の汁椀より陶磁器のほうがよく冷えていいですね。粉引きの白も涼しさを呼んでくれるかな、と思います。

初夏の楽しみ

2013jun19

私は元来、初夏が旬の果物が好き。枇杷・桃・さくらんぼ・すもも。南国系のはっきり甘く色もトロピカル!なものよりは地味な果物。でもまさに日本の味だと思うんですよ。控えめな甘さとさっくりとした歯ごたえ。(とはいえフィリピンに駐在していたときはバナナ・マンゴー・パイナップルの美味しさ、日本との味の違いにびっくりしましたが。)

この季節は「漬け込む」ことも楽しいですね。梅ジュースを作った残りの梅をもう一度砂糖水でことこと煮て甘露煮風?に。ジャムにしてもいいんでしょうが、このままのほうが逆に食べるかな、と。あとは新生姜を甘酢に漬け込んで。いわゆる「ガリ」は大好物。あまり甘くせずぴりッとした辛さが好きです。どちらも夏バテ予防に良さそうだけど真夏になる前に無くなりそう・・・。

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