和食器通販 【おかずのうつわ屋・本橋】
普段使いできる形と値段の和食器ショップ。
桜の枝を使った存在感のある急須は欲しくなる逸品
ここ数年、見る度に「いいなあ~」と思い続けていた かいらぎの急須をようやく仕入れました。ざっくりとした肌合いのかいらぎと自然そのものの風合いの木。見ていると癒される感じです。縦型・横型で2種類あります。
2種類ありますがいずれも「小さなペリカン型」。ペリカンのクチバシを思わせるところから、昔から急須に作られている注ぎ口です。大きな口で茶葉がつまりにくく注ぎやすい、と言われています。本来のものより小ぶりですが一般的な急須の口より豪快。 しかも生地に独特の風合いがあるかいらぎになるとまた印象が違ってきますね。
桜で出来た枝も長く、収納には困るかもしれませんが逆に飾っておきたくなる雰囲気のある急須です。この桜の枝はうつわ工房さんで丁寧に加工されています。「実はこれに時間がかかるんだよね」とのことですが、ツルッツルのすべすべになった桜の枝の持ち手がやはり印象的です。
容量は 横型が約500cc、縦型は700cc、どちらもかなりの容量です。「梅花皮」と書いて「かいらぎ」と呼びますが、元々は茶の湯の茶器に施された技法で、釉薬が完全に溶けきらずに縮れたような風合いが味わいとされてきました。好みがあるのですが、私は溶岩のような渋い表情とごつごつざらざらとした手触りが好きです。
うつわ工房
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2024.04.14