和食器通販 【おかずのうつわ屋・本橋】
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常滑の急須がスタイリッシュになって登場です
この急須を見たときは「こういうのが欲しかったの~」と嬉しくなりました。今までの急須の色の常識と違い、クールなところがいいですね。食卓に置いても違和感がないと思います。ただ、最近はこういう見た目のいい急須も見かけますが、やはり急須は何と言っても機能性が大切。液だれしたり茶漉しの部分が詰まりやすかったりすると、だんだん使わなくなります。その点、この急須は見た目も使い勝手も自信をもってお勧めできます。
この急須は急須といえば常滑(とこなめ)!で作られています。100年以上の伝統のある常滑焼ですが印象は「いわゆる朱色のマットな仕上がりのあれ」という感じでお茶屋さんに必ず置いてある、ちょっと古臭い感じでした。私も実家でも使っていたので使い勝手の良さはよく知っていましたがデザイン的にやはり手が伸びず・・・でした。でもこの急須のスタイリッシュな風合いを見て、これこれ!となりました。
常滑焼が急須にいいのは・・・。常滑の陶土に含まれる鉄分は、お茶のタンニンと反応し、渋みを和らげまろやかなお茶にしてくれます。また、釉薬を塗らず多孔質な性質を待つ焼き物なので、お茶の中の余分な不純物を吸着してくれ、美味しいお茶に仕上がります。元々、土が適しているうえに長く作られることで様々な技法が伝えられています。
その一つは「セラメッシュ」といわれるとても細い茶こし部分が、本体と一体になっていること。金属製の茶漉しとは違い、急須の中で茶葉がまんべんなく綺麗に開くことで、美味しいお茶の成分を余すことなく抽出できると言われます。金属の茶こしはいわゆる「金っけ」が味を変えるから嫌だ、という方は多いですね。そして目が細かいので葉がつまりにくいんですね。
もう一つが「蓋すり」。蓋と本体をすり合わせて密着させる工程のことで、これを行うことで、急須内の気密性が上がり、十分に茶葉を蒸らすことで美味しいお茶が出来上がります。
今回ご紹介するのは3タイプ。こちらは丸みのないすっきりとしたシャープな形。急須の中心に取っ手がついていることで、バランスが均等になってお茶を淹れる際に傾けやすいんですね。容量の違いで大小があります。幅は同じで高さが違います。
そして色は3色。ベージュがかった【white】・少し濃い【Gray】・マットな【Black】。
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