一膳おひつ

一人分のご飯を取っ手おくときのお悩み解消です。

「これ人気あるんですよ～」と展示会で見せていただいたときの私の反応は「？？」でした。おひつはやはり木製だからこそ余分な水分を吸い、冷めても固くならない・・・というアタマがあったので。でもこの器は多孔質で水分をほどよく吸収してくれるので適度の保湿をしながらもべちゃっとしないんです。移しかえてしばらくすると、器の底のほうがしっとり濡れてきるので水分を吸収して放出しているのがよくわかります。

実はいつも炊飯器で炊いて食べた後、帰宅の遅い家族がいると一人分のご飯をそのまま保温しておくのに抵抗がありました。一膳分だけだとパサつくし、かといって普通のタッパなどに移しかえておいてレンジで温めても美味しくないし、何だかね～という感じでした。でもこれなら移して蓋をしておけば冷めてはいきますが美味しくいただけました。形も大き目の丸碗のようななのでこのまま食べても抵抗のない形です。

容量は一人分から二人分くらいです。やはり温かいご飯を、ということであればこのままレンジでチン出来るし、帰りが遅くて結局食べないとなればこのまま冷蔵庫にいれて翌朝レンジでも大丈夫。

一膳おひつ

種類: 耐熱陶器
サイズ: 12cm×高さ7.5cm（蓋含む）
容量: 8分目で約400cc

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但し一部の窯元・作り手ではそれらの使用に耐えうるかのテストなどはしておりませんのでご了承くださいませ。

お弁当箱としても使えます

この写真は長女のお弁当。毎朝高校生の次女と二つ作っていますが、今日は午後から大学にいくので家で食べてから行くというのでお弁当箱ではなく「一膳おひつ」にご飯を入れて丼風に。焼き鮭・しし唐の煮びたし、豚の塩胡椒パクチー炒め、ズッキーニのマリネ。

このお櫃は陶器ですが伊賀の土で出来ているので通気性がよくてご飯の水分をほどよく出してくれるのでべたっとしないし蓋ごとレンジも出来る便利もの。一人だけ夜ご飯が遅くなる人がいると一杯ぶんだけご飯を保温しておくのも・・・という時に便利なおひつですがこんな風にお弁当でも使えます。

朝起きてきて早速蓋を開けた長女「美味しそう～♪」そう言ってくれれば作った甲斐があります。