和食器通販 【おかずのうつわ屋・本橋】
普段使いできる形と値段の和食器ショップ。
コストパフォーマンスが高い木のお椀です
このお椀は「3寸6分」という昔ながらの大きさで作られており、「サンスンロクブ」で「サブロク椀」です。工房では木取りがしやすいサイズと言います。木取りとはまさに木から取る、つまり1本の原木を使う時にどのように切ってどんなものを取るかという事です。それがしやすいとは、無駄なく使えそして質もいいものを作ることができるということで、結果的にお値段としても良心的でしかも安定して作ることができるそうです。
私は味噌汁が大好きでほぼ毎日いただきますし、たっぷり飲みたいほうなので、このお椀だと少し小さいかなと思ったのですが、見た目よりしっかり入ります。おそらくこの「布袋」(ほてい)型がやや末広がりだからですね。
木地の厚みは縁のほうはかなり薄く口当たりがよく、布袋型は若干縁が内側に入っているので汁を飲む時にどうかな?と思いましたがこれもごくスムーズで違和感はありません。少し広がっている形が逆に持つのにしっくりときてとても扱いやすいです。
見た目も普通のお椀より少しスタイルがすっきりしていて、いかにも汁椀、という感じでもないので小鉢使いをしても、ご飯茶碗として使っても素敵だと思います。
この器は石川県山中温泉にある白鷺木工で作られています。山中温泉は400年前から漆器が作られている、いわゆる有名な産地ですが、通常ここまでの産業になると有田焼などもそうですが、一つの器を作るまでに分業していくのが普通です。
そのほうが技術を引き継ぐにも量産するのにも効率がいいからです。でもこの白鷺木工は原木の加工から仕上げまで全てを手掛けていてまさに職人さんの集まりなんです。だからこそ、お客さんの要望も届きやすく伝統だけに縛られることなく新しいものを生み出していくことができる工房だと思います。
白鷺木工
★材質は国産天然木の欅です。
★漆黒・赤は漆塗・ナチュラルはウレタン塗装です。
★電子レンジ・オーブン・食洗機・乾燥機はお使いいただけません。
★使用後はスポンジで洗いしっかり乾燥させてからおしまいください。
16,500円(税込)以上お買上げで送料無料
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2024.04.14