さあ、今夜は何を盛りましょうか?
年末に、待ち兼ねた器たちの輿入れ。
正月は、吉兆文様や金銀細工に漆の諸先輩が出番となり、松の内を過ぎての登場となりました。
白化粧織部が、一番出番が多いですね。思ったより浅めですが、遣い易い。お節の残りで、田作りに牛蒡を軽く揚げて一味を振りました。
小石原焼きには、ハムステーキにバルサミコ酢とブルーベリーのソースで。牡丹花舟形には、鯵のぬたに柚子を散らしています。
夕飯はいらないと言っていた夫も、美しい器の競演に、お酒が欲しくなると、いそいそ席に着きました。
さあ、今夜は何を盛りましょうか?
【梅野 千枝子様よりお送りいただきました】